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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2014年03月20日

3/19  有明工業高等専門学校

    「有明工業高等専門学校 マナー講座」

  大牟田市にある有明工業高等専門学校の学生様向けにマナー講座を行いました。
 各自、スーツや学生服を着て準備万端。活き活きと意欲に満ちあふれているみなさんの表情がとても印象的でした。
 これから進学、就職とそれぞれ道を進まれる中、みなさんのご活躍を願っております。





  

Posted by NPO鳳雛塾  at 12:00Comments(0)専門学校

2012年01月28日

パティシエの卵

佐賀調理製菓専門学校のお菓子販売会に行ってきました。

この販売会は起業家教育の一環としてパティシエ科の学生さんが

企画したものです。

 

学生さんたちとは半年ぶりの再会でしたが、活き活きとした表情で

販売を楽しんでいるようでした。

11時のオープン当初から校内には行列ができており、大繁盛

でした。

私もトレーいっぱいケーキやクッキーを買って帰りましたが、

な、なんとお会計は1,800円台。

味も値段も大満足の販売会でした

   


Posted by NPO鳳雛塾  at 13:19Comments(0)専門学校

2011年07月22日

「もしドラ」の授業

本日は午前中に佐賀女子短期大学と佐賀調理製菓専門学校で講師
をしました。

佐賀調理製菓専門学校では、昨年も実施した「もしドラ」を使用
したマネジメント学習を行ないました。
昨年は、たまたまこの授業が朝日新聞社の記者さんの目にとまり
「もしドラ」が100万部を達成したという特集記事(全国版)の
中で授業内容を紹介してもらいました(ほんの少しですが・・・)。
今年も「起業家教育」の総まとめとして、ドラッガーの言葉を引用
しながら、「もしドラ」の主人公であるみなみちゃんの行動を説明
していきました。
あらためてこの本の素晴らしさを実感しました。就職活動を控えた
学生さんたちにも是非読んで欲しい1冊です。


佐賀女子短期大学の授業は前期最後の授業として「企業研究」の
授業を行ないました。主に社会人基礎力の話をしましたが、後半は
佐賀で起こったデマメール事件(取り付け騒ぎ)を事例にしながら、
企業経営の在り方やメールによる情報発信の怖さなどについて考えて
いきました。この授業は後期になって本格的に稼働していきます。
佐賀の企業さんの好事例などを学生さんたちに伝えていくつもりです。
  


Posted by NPO鳳雛塾  at 18:40Comments(0)専門学校

2011年06月24日

売れる仕組づくりとは・・・

本日は金曜日恒例の佐賀調理製菓専門学校の授業がありました。

先週から引き続きマーケティングの演習として、インド式カレー
パンの移動販売に関するケース演習と売れないブサイクパンダの
ぬいぐるみを如何にして売るかについてのケース演習を行ないま
した。
売れる仕組を作るためにはどのような工夫が必要か?・・・
意見を出してもらいました。

後半からは、マネジメントに関する学習のスタートです。
まだ導入段階の話ですが、今年も昨年同様「もしドラ」を使った
学習を試みたいと考えています。

午後からは佐賀市工業振興課の仕事として、佐賀市インキュベート
ルーム(i-スクエアビル5F新産業創出スペース)の入居者選考会
に参加してきました。(インキュベートとは孵化するという意味で
新たなビジネスを立ち上げようとする人を支援する部屋のことです)
最近、ここのインキュベートルームに入居してビジネスをしたいと
いう方が少なくなっているようです。
もし、関心のある方は佐賀市工業振興課までお問い合わせください。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 18:35Comments(0)専門学校

2011年05月27日

マーケティングの授業

本日は佐賀調理製菓専門学校での授業がありました。

今日から数回にわたって初歩的なマーケティングの話をして
いきます。
まずはマクドナルドとモスバーガーのマーケティング戦略の
違いを考えながら、同じハンバーガーショップでも違うタイプ
のお店であることを気づいてもらいました。

商品や商品構成の違い、価格帯の違い、立地場所の違い、広告
宣伝方法の違い(4つのP)やサービス(提供時間など)の違い、
雰囲気の違い(店内の様子や色づかい)などなど・・・。
いつも行っているお店なのに意外と違いに気づいていない学生
が多いようです。
というか、あまり深く考えずに日常を過ごしているということ
でしょうか。

自分が身につけている衣類、身の回りにある商品を購入した理由、
その消費行動に至った過程を考えてもらうこともマーケティング
の学習につながると思っています。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 21:19Comments(0)専門学校

2011年05月20日

新商品の提案

本日は、佐賀調理製菓専門学校の授業がありました。
授業内容は、アイデア・発想を考える演習として、新しい商品や
食べ方などを考えるグループワークとプレゼンテーションを実施
しました。

 

ブレーンストーミングを使って、自由な発想やアイデアを出して
もらい新商品や新サービスを考えてもらいました。今回は特に
消費者ニーズは考えないということで、既成概念や常識、既存の
商品にとらわれないような考え方で進めてもらいました。
わずかな時間しか与えることが出来ず、戸惑いもあるようでした
が面白い発表やアイデアがたくさん出てきました。

   


Posted by NPO鳳雛塾  at 23:47Comments(0)専門学校

2011年05月13日

発想力・創造力

本日は、佐賀調理製菓専門学校で授業がありました。

お題は、発想・ひらめきについて。新しい商品やサービスを
開発する時に必要となる発想力や創造力を高める初歩的な学習
を行ないました。



私たちが日頃から活用しているものも、最初に開発された時は
さまざまなアイデアや発想がもとになって出来ているものばかり
でしょう。
消しゴム付きの鉛筆、シャープペン、折りたたみ椅子、身の回り
にはさまざまなアイデア商品だらけ・・・。
もちろん料理やケーキも最近は新しいアイデアにあふれたものが
盛りだくさんです。



ちょっと古い話になりますが、踊る大捜査線や古畑任三郎は、
これまでの刑事ドラマの既成概念を覆す新しい刑事ドラマとして
誕生しました。銃撃戦がなかったり、本店・支店と呼んだり、
最初から犯人が分かっていたりなど・・・。
そんな事例の話をしながら、常識や既成概念にとらわれない発想や
アイデアを考えましょうという話をしました。
しかし、ビジネスになると最終的には「お客様のニーズ」に適合
しているかどうか・・・。
このポイントを抑える必要があることは言うまでもありません。

今日は頭の体操として、だまし絵やゲームなども取り入れてみま
した。意外と頭の固い若者も多かったようです。
以下の3問、皆さんは分かりますか?






なんと書いてありますか?  


Posted by NPO鳳雛塾  at 20:07Comments(0)専門学校

2011年04月18日

佐賀調理専門学校の授業がスタート

15日金曜日から、鳳雛塾にとって今年度最初の授業となる
佐賀調理製菓専門学校の授業がスタートしました。
約70名の学生さんと一緒に前期の授業で「起業家コース」
の授業を行ないます。



普段は、調理やパティシエの技術・知識習得が中心の授業に
なりますが、この授業は「将来の独立に役立つ学習」、「社
会人になるための事前準備」という点で、違った感覚で受講
してもらう予定です。

この学生さんたちが社会に出て立派なシェフやパティシエに
なることができるよう、また素晴らしい経営者になることが
できるよう、お手伝いしていきたいと思っています。
  


Posted by NPO鳳雛塾  at 08:37Comments(0)専門学校

2011年02月26日

料理人とパティシエの卵たち

本日は、非常勤講師を務めている佐賀調理製菓専門学校の
卒業制作展に行ってきました。
早いもので、あっという間に1年が経ち学生さんたちは
社会に旅立っていきます。
1年間に学んできた技術やノウハウを生かして、素晴らしい
料理人やパティシエになって欲しいと願っています。

今日は学生さんたちの作品の審査も行ないましたが、いずれも
甲乙付け難し。(お腹がすいてしまって・・・)
いずれも心のこもった作品に仕上がっていました。

ひとつひとつは紹介できませんが、一部を写真でご紹介します。

【調理師科】
 
 
 

【パティシエ科】
 
 
 

【審査の様子】
   


Posted by NPO鳳雛塾  at 17:03Comments(0)専門学校

2010年07月30日

ビジネスプラン作成

本日は前期最後となる佐賀調理製菓専門学校での授業がありました。

最後のまとめとして、学生自身のビジネスプランを作成してもらい
ました。


取り組んでわかったのですが、佐賀調理専門学校に入学した学生の
みなさんは、やはり、調理師やパティシエを目指したい!という
大きな目標を持っていらっしゃるので、漠然とではありますが、
まだ描けていない将来のプランがあるようです。
当然のことですが、あまり意識はされていませんので、文書として
プランを作成することは難しく、なかなかペンが進まない人が多い
ようでした。
その中でも、真剣に起業を考えている学生さんは熱心に取り組んで
くれました。

 

最終的には学生の時代に、このような機会があり、自分が目指して
いること、考えていることをまとめあげ、書き留めておくことは、
非常に重要であることを認識してくれたようです。

提出期限は来週です。皆さんがどのようなプランを描いているのか?
拝見するのが楽しみです。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 21:08Comments(0)専門学校

2010年07月24日

もし「もしドラ」をテーマとした授業をしたら・・・

本日は金曜日恒例の佐賀調理専門学校の授業がありました。

これまでの授業では、起業家とは、マーケティング、商品開発、マネジ
メント、事業計画およびケースメソッドなどの授業を実施してきました。
前期の授業も残すところあと1回ということで、今日はまとめ的な授業
をしようと考えていました。

さて、何の授業をしようかと悩んだ挙句、「もしドラ」=『もし高校野球の
女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を使って授業
をしてみよう!と思い、実践してみました。



主人公である弱小野球部の女子マネージャー「みなみちゃん」がドラッ
カーの本と出合い、ドラッカーの言葉を参考にしながら野球部のマネジ
メントに取り組んでいく・・・。
ドラッカーの名言とストーリーが絶妙なバランスで展開していく過程を
まとめて紹介してみました。

内容としては、ドラッカーの「5つの質問」(以下)を軸に展開されて
います。
1.われわれの使命(ミッション)は何か?
2.われわれの顧客は誰か?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれの成果(実現すべきこと)は何か?
5.われわれの計画(具体的な目標)は何か?

企業経営や組織のことを考える際、基本的なことですが、マネジメント
を学んだことがない人にとってはちょっと難しいかなと思う感もあります。
その点この本は、難しい経営の専門用語などを野球部の活動に置き換
えて(翻訳して)、わかりやすく記述してある点でとても読みやすく、
専門学校の学生にも理解しやすいのでは?と思ったのですが、果たして
学生に伝わったかどうか・・・。

ラストに向かうにつれストーリーも盛り上がり、わくわくどきどき、涙を誘う
シーンも多々・・・、果たしてみなみちゃんは甲子園に行けるのか・・・。

もちろん、最後の展開は授業ではシークレット。興味がわいた方は本を
購入して下さい・・・ということで授業を終了しました。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 00:37Comments(0)専門学校

2010年07月10日

ケース分析

昨日は佐賀調理製菓専門学校の授業がありました。

授業内容は、ケース分析の授業で、インド式カレーパンの移動販売を始めた

若者が売り上げ不振で悩むケース。



商品の訴求力や価格設定、販売方法、宣伝活動等の切り口から、売れない

理由(要因)を分析してもらいました。

また、どうすれば売れる仕組みができるかについても考え、グループごとに

プレゼンテーションをしてもらいました。



食のプロを目指す学生らしい意見や柔軟な発想によるユニークな改善策など、

様々な発表がありました。

  


Posted by NPO鳳雛塾  at 21:45Comments(3)専門学校

2010年07月02日

店舗開業シミュレーション

本日は金曜日恒例の佐賀調理製菓専門学校での授業がありました。
授業の内容は、喫茶店を開業する場合のケーススタディ。

佐賀駅南口周辺で喫茶店を開業する場合の簡単なシミュレーション
を考えてみました。
丁度、本日の佐賀新聞(朝刊)に平成22年度の路線価の記事があり
ましたので、佐賀駅前の路線図を示し、不動産の解説も加えながら
説明しました。



・どれくらいの売上予測を立てるか(予想客単価×予想来店客数)?
・原価率はどれ位かかるか?
・経費はどのようなものが考えられるか?
・アルバイトの採用人数は、人件費はどのくらいかかるか?
・お店の広さはどれくらいが妥当か、家賃はどれくらいかかるか?
・水光熱費はどれくらいかかるか?
・それに、開業コストはどれくらいかかるのか?

 などなど、ごくごく簡単なケースで勉強してみました。

最後に、外食チェーンの店長経験がある鳳雛塾スタッフが事例
紹介ということで、店舗運営のポイントなどを説明しました。



真剣に店舗開業を考えている学生さんは熱心に聞いてくれたよう
です。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 20:27Comments(0)専門学校

2010年06月25日

デートプランとビジネスプラン

本日は金曜日恒例、佐賀調理製菓専門学校での起業家コースの授業がありました。
授業の内容は、ビジネスプランについて。

専門学校生や高校生に対して(もちろん大学生も)、いきなりビジネスプランを勉強しましょうと言っても、なかなかピンとこないのが実情です。もちろん自分のライフプランを立てましょう!と言っても同様のこと・・・。

どのような授業をしたら学生に理解してもらえるのか・・・、行き着いた結論が「デートプラン」と「ビジネスプラン」をリンクしたケース教材を作ろう!でした。
教育的にはどうか?と思われる方も多いかもしれませんが・・・。

・彼女の好みや興味の確認(→ 外部環境の調査など)
・デートのテーマ設定(→ 経営理念や経営方針策定)
・彼女の好みやテーマに沿った場所の選定(→ 取り扱い商品・製品の決定)
・列車の時刻確認や入場料、レストランなどの事前調査(→ 市場調査)
・行程計画や予算計画など計画の作成(→ 資金計画や製造計画など各種計画)
・お小遣いの調達(→ 資金調達)
・デート実行(→ 会社設立、運営等)
・急な天候悪化で雨など(→ 不測事態への対応)
・残ったお小遣いの確認(→ 収支計算)
・彼女の満足度(→ お客様の評価、効果測定など)
・次回のデートプランへの反映(→ 次期計画、目標の設定)



このような、ケース教材を使用するようになって、学生の反応や理解度合いが少し向上したように思えます。
ただし、こんなデート計画を立てる若者はいないようですが・・・。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 22:03Comments(0)専門学校

2010年06月11日

あすなろう精神

本日は金曜日恒例の佐賀調理製菓専門学校での授業がありました。
授業の内容は、企画書作成のおさらいと会社経営に関する基礎知識の習得でした。



明日から開催される「さが食育フェスタ」に専門学校生も出展するということで、その企画内容について確認してみました。結果は・・・。
とにかく2日間、来場者の皆さんたちへ専門学校のPRをすることと、学校で学んでいる調理の技術や食の知識を披露したいということでした。学生たちが手塩にかけて作った本格的な包子の提供もあるようですので是非いらしてください。

次に会社を立ち上げる際の、創業者の思い(想い)や志、経営理念についての基礎的な話をしました。
そこで佐賀調理製菓専門学校の教育理念を知っていますか?と問い掛けてみました。
・・・しばらくして「あすなろう」と答えてくれた学生が数名いました。
「あすなろう」とは、今は小さな苗木でも、明日(あす)は檜のように「大地にしっかりと根をおろし、亭亭とそびえ、馥郁と香りを放つ」大木になろうという願いを込めた言葉だそうです。創設者の永原さんが、あすなろの木をこよなく愛し、高い想いを託して教育に邁進されたそうです。

最近の学生さんたちは、教育理念や建学の精神などに関心を持って入学する人たちはほとんどいないのが実情のようです(もちろん自分もそうでしたし・・・)。



実は自分たちが気づいていない身近なところにも学ぶべき素晴らしい素材がたくさん転がっているようです。
このような学習の機会を通して、自分たちの身近な事例に関心を持ってくれるとうれいしいな、と思っています。
来週は、様々な企業の事例(企業理念や商品名決定のプロセス等)などを皆さんにお伝えしていこうと考えています。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 22:40Comments(0)専門学校

2010年06月08日

県立学校学校評議員研修会

昨日は佐賀県教育庁教育政策課が主催する
県立学校学校評議員研修会に参加してきました。

学校評議員とは、学校外部の立場として意見や
助言をすることで、幅広い見地等をとりいれ、
よりよい学校運営を目指そうとするものです。

今回の研修は、佐賀県内全県立中学・高校の評議員
の皆様が一堂に集まり、学校評議員制度の内容と
学校評価の進め方について、講義や意見交換、
グループ討議がありました。

私は伊万里商業高校の評議員として参加しました。
また、グループ討議は、県内の商業高校5校の評議員
の皆様で構成されているメンバーの一員として、
それぞれの学校の特色、学校評価等について意見交換
をしました。

各学校とも、細部にわたる評価項目を設定されており、
評価をする立場として学校理解、学校現場の理解が必要
であることを再認識しました。
同時に学校現場の大変さを実感した研修会になりました。  

Posted by NPO鳳雛塾  at 09:09Comments(0)専門学校

2010年06月04日

ぶさいくパンダの販促方法

本日は金曜日恒例の佐賀調理製菓専門学校での授業がありました。
授業の内容は、2つの事例を用いて演習を行いました。

1つ目は、マーケティングの事例演習として、
ぶさいくな「パンダのぬいぐるみ」の販促方法を考えること。



不良在庫として倉庫に1,000個のぬいぐるみが眠っている
という仮定のもと(形や大きさは変えない)、どうやったら
この商品を売ることができるか??
キャッチコピーなどを考え、消費者が欲しくなるような工夫
を発表してもらいました。

あなたなら、どういう手法で完売させますか?



2つ目は、企画書の書き方について、
これも学生が書いた3つの企画書(ラーメン・チェーン店への
企画提案:鳳雛塾作成教材)を比較しながら、わかりやすい
企画書とはどういう書き方がいいのか? 議論をしました。

内容がきちんと伝わるためには、
相手に納得してもらうためには、
ストーリーとしてのどのように展開した方がよいのか、
表現方法をどう工夫すればよいか、

などについて考察していきました。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 22:18Comments(0)専門学校

2010年05月28日

お客様の気持ちって・・・。バレンタインのケース

今日の調理製菓専門学校の授業は、市場調査(マーケットリサーチ)の必要性について。
この内容も講義だけでは分かりにくいので、演習をしながら考えてもらいました。

演習のテーマは、バレンタインデーに欲しいものランキング。
男性に答えてもらった「アンケート結果」を予想してもらうという試みです。

・チョコレート
・ケーキ
・何でもうれしい
・パソコン
・時計
・愛
・一緒にゆっくりできる時間
・旅行
・現金
・アクセサリー

この10項目を、まず個人でランキング。
その結果をもとに、5~8人のグループで話し合いをしてランキングをしますが、この時点で、個人が出した答えはバラバラ。いかに個人個人の考え方が違うかということを実感してもらいます。



次にグループディスカッションをして、意見をまとめ上げ、グループ毎に理由を付した答え(ランキング)を考えてもらいます。
そして、全グループの結果を発表してもらいますが、ここでも同じランキングの答えはありません。グループで考えても答えはバラバラです。

最後に、本当に実施された「アンケート結果」を発表します。もちろんここでも、全問正解のグループはありません。



人の気持ちや考えは頭(机上)で考えるだけではわからない、つまりお客様の考えや気持ちを知るためには、調査することも必要だよね!ということを分かってほしいと考えています。

もちろん、調査だけが重要であるわけではないし、バレンタインのケースの場合、お金を出す人(購入する人:女性)ともらう人(消費する人:主に男性)が違うので、様々な見解があり、一概なことは言えません。
しかし、この授業で面白いのは、バレンタインに対する男性と女性の価値観、恋愛観やプレゼントに込める思いなど、男女間の違いがあり、学生さんたちの回答が面白いということもあります。
男性はロマンチスト、反面、女性は現実的、そんな実態を垣間見ることができる授業です。

  


Posted by NPO鳳雛塾  at 19:18Comments(0)専門学校

2010年05月21日

校長先生の楽しい計画

本日は、午前中に佐賀調理製菓専門学校での授業があり、
先週に引き続きマーケティングの授業を行いました。

今日のテーマは、4P。
マーケティングの勉強をしたことがある方は、お分かりだと思いますが、知らない方は???。

4Pは、売れる仕組みを考える際に必要な4項目の頭文字。
・Product(製品や商品、サービスも含みます)
・Price(価格、値段)
・Place(場所、流通経路など)
・Promotion(宣伝、広告、販売促進など)
もちろん、これだけがすべてではありませんが、抑えてほしいポイントですね。



話は変わりますが、専門学校に到着して、駐車場から教室に向かおうとした時、ひとりの男性が川の掃除をされていました。
良~く見ると、なんと校長先生ではありませんか。

学校の横を流れている川を、きれいにするために川底の泥を掘り返しながら掃除をされていました。
川底からはきれいな砂が現われ、水もきれいになっているようでした。
校長先生の話では、きれいな川に戻してから「しじみ」を放流して育てたいとのことでした。
もちろん将来的には食材にしたいとか・・・。

実に夢のある素晴らしい取り組みだなあと感銘を受けました。
「しじみ」が住み着くきれいな川になるといいですね。

  


Posted by NPO鳳雛塾  at 20:51Comments(0)専門学校

2010年05月14日

マーケティングの授業

本日は、佐賀調理専門学校でマーケティングの授業を行いました。
高校生や専門学校生にマーケティングを理解してもらうことはとっても難しい・・・というのが実感です。
最近は「売れる仕組み」の実例をもとに数多くの事例を話すようにしています。若い人たちには「マクドナルド」と「モスバーガー」の比較をしながら展開していく方法が効果的かなーと思っています。

マーケティングという言葉を聞いたこともなかった学生たちが、自分の消費行動を振り返りながら(お客様視点の立場から)マーケティングに関心を持ってもらえば嬉しい限りです。特にここの専門学校生は将来の調理師やパティシエになる卵ですから、お客様のニーズをしっかり考えることのできる人材になって欲しいものです。



「マック」と「MOS」の違い、あなたならどう考えますか?
  


Posted by NPO鳳雛塾  at 21:48Comments(0)専門学校