スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新の無いブログに表示されています。
新しい記事を書くことで広告が消せます。
  

Posted by さがファンブログ事務局  at 

2010年05月28日

お客様の気持ちって・・・。バレンタインのケース

今日の調理製菓専門学校の授業は、市場調査(マーケットリサーチ)の必要性について。
この内容も講義だけでは分かりにくいので、演習をしながら考えてもらいました。

演習のテーマは、バレンタインデーに欲しいものランキング。
男性に答えてもらった「アンケート結果」を予想してもらうという試みです。

・チョコレート
・ケーキ
・何でもうれしい
・パソコン
・時計
・愛
・一緒にゆっくりできる時間
・旅行
・現金
・アクセサリー

この10項目を、まず個人でランキング。
その結果をもとに、5~8人のグループで話し合いをしてランキングをしますが、この時点で、個人が出した答えはバラバラ。いかに個人個人の考え方が違うかということを実感してもらいます。



次にグループディスカッションをして、意見をまとめ上げ、グループ毎に理由を付した答え(ランキング)を考えてもらいます。
そして、全グループの結果を発表してもらいますが、ここでも同じランキングの答えはありません。グループで考えても答えはバラバラです。

最後に、本当に実施された「アンケート結果」を発表します。もちろんここでも、全問正解のグループはありません。



人の気持ちや考えは頭(机上)で考えるだけではわからない、つまりお客様の考えや気持ちを知るためには、調査することも必要だよね!ということを分かってほしいと考えています。

もちろん、調査だけが重要であるわけではないし、バレンタインのケースの場合、お金を出す人(購入する人:女性)ともらう人(消費する人:主に男性)が違うので、様々な見解があり、一概なことは言えません。
しかし、この授業で面白いのは、バレンタインに対する男性と女性の価値観、恋愛観やプレゼントに込める思いなど、男女間の違いがあり、学生さんたちの回答が面白いということもあります。
男性はロマンチスト、反面、女性は現実的、そんな実態を垣間見ることができる授業です。

  


Posted by NPO鳳雛塾  at 19:18Comments(0)専門学校