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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2010年10月14日

文化発表会に向けて(脊振中)

本日は脊振中学校での授業がありました。

脊振中学校では10月31日(日)に文化発表会が開催され、
生徒たちがこの1年間に学習してきた内容の発表があります。
3年生の発表のひとつとして「起業家教育の取り組み」が
ありますので、本日から本格的な発表会に向けた準備が始ま
りました。

 

発表会の準備といっても、やるべきことは5月からこれまでに
取り組んできた活動の「総まとめ」です。ひとつひとつ過去の
資料や記録を確認しながら、良かった点、反省すべき点、計画
通りに物事が進んだか、もう1回実施するチャンスがあれば
どんな対策を考えるか、などを整理していきました。
グループごとに分かれての作業となりましたが、各グループとも
この活動期間に様々なドラマがありましたので(というか、色々
なことが有り過ぎて・・・)、何に焦点を絞ってまとめていくか
が大きな鍵になってきます。

 

また、どのような演出をするのか・・・。寸劇や紙芝居、はたまた
ドラマ仕立ての演出か?? 話は尽きないようですが、あっという
間に予定の2時間が過ぎてしましました。

残された時間はあと4時間程度。どのような発表になるかが楽しみ
です。

また、午後からは神野小学校のキッズマートで商品仕入れに協力して
いただく事業所の皆様方へ挨拶まわりに行きました。
かささぎさん、鍋島新鮮市場さん、久保薬局佐賀医大通りさん、
佐賀市障がい者ふくしネットさん いつも快くお引き受けいただく
皆様方に感謝、感謝です。  


Posted by NPO鳳雛塾  at 21:10Comments(0)中学校

2010年10月14日

有田の窯元視察(幸楽窯)

昨日は、有田の窯元を訪問し、有田焼について調査してきました。

大きな目的は、「キャリア教育」のテーマとして、佐賀県の伝統
産業である「有田焼」のことを理解し、子どもたちに伝えるため
の教材等を開発するということです。
有田焼の素晴らしさや伝統技術を次世代の子どもたちに伝えることで、
佐賀への興味・関心を高めて欲しいと考えています。

もう一つの目的は、有田の遊休資産を「まちづくり」や「ものづくり」、
「ひとづくり」や「地域活性化」につなげるための方策を検討しよう
ということです。
新しいデザインの勉強をしたい、自分でものづくりをしたい、自分で
考えたオリジナル商品の販売をしたい、と考えている若者と遊休資産
やノウハウを提供したいと考えている窯元とのマッチングをしようと
いう試みです。
有田がものづくりを目指す若者の活動拠点になって欲しい、と考えて
いらっしゃる窯元さんの思いに協力したいと考えています。

今回は、有田で140年以上の歴史を持つ「徳永陶磁器(株)幸楽窯」
の徳永社長様を訪問し、有田にまつわる様々な話をお聞きしてきました。
徳永社長とは県が主催する「ベンチャー交流ネットワーク」で一緒に
幹事をしていますので、以前から社長の「アツい思い」をお聞きして
いました。

幸楽窯さんは、閑静な山あいの一角に広大な敷地(1万坪以上)を持ち、
最盛期には従業員を200名以上雇っていたということで、大規模な
工場や設備をお持ちでした。
これまでに多くの窯元さんを見てきましたが、石膏の型枠を自社で内製
しているところは珍しく、専用の工具や治具、機械設備やこれまで作って
きた型枠が所狭しと並んでいました。今では使うことのない設備も多い
ということでしたが、有田焼の歴史を垣間見ることが出来る素晴らしい
工場でした。(はじめて見る工程や機械設備も多く本当に勉強になりました)
また使わなくなった従業員寮や会議室、展示室などがあり、これらの遊休
資産を有効に活用したいというのが社長の願いです。

先述したように、ものを作るための機械設備や道具、スペースがたくさん
あるのでやる気のある人がいれば、是非活用して欲しいとのことでした。
現在、佐賀大学(文化教育学部美術専攻)を卒業した若者が定期的に通っ
ているそうです。

とにかく若い人や子どもたちの教育に深い関心をお持ちでした。
これからの展開が楽しみです。

 
今年の新作             陶土成型の様子

 
石膏の型枠             型枠のストック

 
有田ならではの多様な絵筆   焼成窯

 
有効活用予定の建物(従業員寮、会議室、厨房、展示場等)


工場の梁(学校の校舎に使われていたものを移築)  


Posted by NPO鳳雛塾  at 19:07Comments(0)企業紹介