2013年01月15日

大学と小学校の授業

本日は午前中に西九州大学での授業、午後から赤松小学校
での授業があり、ともに講話をさせていただきました。
大学と小学校の授業 大学と小学校の授業

西九州大学での授業は、前回に引き続き「ケースメソッド」
の授業。百貨店のテナントが巻き起こした漏水事故での問題
解決方法についてディスカッションを行ないました。
今日は授業開始と同時に、テーマを設定してグループディス
カッションを行ない自分たちの意見をまとめて発表してもらい
ました。
物事を論理的に考えるために、ケースの現状を理解した上で
問題点を洗い出し、最終的な問題解決手法を探ってみました。

ケースメソッドについては、社会人向けのビジネススクールで
活発な議論を交わしているところですが、大学生だけではなか
なか個人の意見が出にくいところもあり、グループ毎に見解を
まとめてもらうようにしています。
グループとしての結論を見出すという局面までは至りませんで
したが、グループで話し合うことで多様な考え方が共有できた
ようです。
大学生の皆さんには、もっともっと真面目な議論やディスカッ
ション等を行う活動に参加してもらい、自分自身を高めて欲し
いと考えています。
大学と小学校の授業 大学と小学校の授業

午後からの赤松小学校(6年生)の授業は、「小学生のハロー
ワーク」というテーマで、将来の仕事や働くことについて考え
ていきました。この内容は今年の4月に進学する城南中学校で
一緒になる北川副小学校の6年生も学習していますので、「キャ
リア教育」をサポートする私たちにとっても熱が入る授業になり
ます。
今後の予定として、赤松小学校でも月末に「職業人インタビュー」
を行ない、調べ学習だけでは分からないことを直接プロの職業人
に来て頂いて聞くことができます。

小学生のうちに、様々な仕事があることを知り、自分の目標を
設定し、そのために今からどのような準備をした方が良いかを
考えることは重要なことだと考えています。たとえいま夢に描
いている職業に就くことが出来なかったとしても、多様な職業の
ことや働き方、将来のイメージを思い描くことが大事だと思い
ます。
発達段階に応じたキャリア教育(進路教育)プログラムの枠組み
として、小学校段階は「進路の探索・選択にかかる基盤形成の
時期」であると言われています(ちなみに中学校は現実的探索と
暫定的選択の時期、高校は現実的探索・試行と社会的移行の
時期)。
小学生の時代は仕事や働くことの基盤作りのために、たくさんの
職業人や働いている大人と出会うことが大切だと考えています。
大学と小学校の授業 大学と小学校の授業



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Posted by NPO鳳雛塾  at 19:06 │Comments(0)大学

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