2010年09月16日

大苦戦の収支計算 in 脊振中

本日は脊振中学校での起業家教育の授業がありました。
脊振わんぱくまつりで販売体験活動を実施してから、早1ヶ月
が経ちました。その間、夏期講習や夏休みの宿題、体育大会など
がありましたので、今日は1ヶ月前の記憶を呼び戻すところから
始まりました。


そして今日のメインとなる活動内容は収支決算と銀行から借りた
お金の返済。
まずは1ヶ月ぶりに開けるレジ箱にある現金勘定。この1ヶ月間
レジ箱の中を開けることはなかったので、販売直後の有高と合う
はずなのに、現金が足りないというグループが・・・。

大苦戦の収支計算 in 脊振中 大苦戦の収支計算 in 脊振中 

焦る気持ちを抑えながら、ひとつひとつの作業を確実にこなして
いくようアドバイスをしました。
生徒にとっても今日の授業は大変です。鳳雛塾で用意したワーク
シート7枚に、現金有高や販売個数、借入利息の計算、かかった
経費の領収証などを1枚づつ確認しながら、最終的に収支計算書
を作成しなければいけません。これは大学生でも難しい作業になる
でしょう(実際、インターンシップの学生君たちも理解に苦しん
でいました)。

それともう一つ大事な仕事が、銀行への借入金返済。特設の銀行
窓口に社長さんが出向き、借入金を返済しました。銀行員から
完済判が押された借用書が手渡されると、ホッとした様子になる
姿が印象的でした。

大苦戦の収支計算 in 脊振中 大苦戦の収支計算 in 脊振中

最終的に現金有高から算出された売上高と帳簿上の売上高が一致
するまでに相当の時間がかかり、今日1日では終わらない会社も
ありました(2万円以上現金が足りないというグループも・・・)。

とにかく今日は学校では習うことのない、慣れない作業が多く
四苦八苦する生徒たちがほとんどでした。販売後の収支計算が如何
に大変であるかを実感してくれたのではないでしょうか。

大苦戦の収支計算 in 脊振中 大苦戦の収支計算 in 脊振中

大苦戦の収支計算 in 脊振中



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Posted by NPO鳳雛塾  at 21:30 │Comments(0)中学校

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