2012年09月25日

第4回ビジネススクール(カタリバのケース)

本日は先程まで第4回目のビジネススクールを開催していました。

今回勉強したケースは、NPO法人カタリバのケース。ケースリード
は秋満講師に担当していただきました。
カタリバのケースは、私たち鳳雛塾が取り組んでいるキャリア教育を
主体とした教育モデルで事業内容が非常に似通っており、塾生の議論
を通して私たち自身が一番勉強になるケースでした。
第4回ビジネススクール(カタリバのケース) 第4回ビジネススクール(カタリバのケース)

カタリバの事業モデルは、先生や親のような「タテ」のつながりでも
なく、同世代の友達関係のような「ヨコ」のつながりでもなく、高校生
から見て少し先輩にあたる大学生の位置づけ、すなわち「ナナメ」の
つながりの中でコミュニケーションを図る学び合いのモデル。
高校生と大学生の「語り場」が新たな化学反応を巻き起こすキャリア
教育の場となっており、そのつながりが大きく拡がって子ども達に
良い影響を与えている事業です。

今回の授業には、たまたまキャリア教育事業やケースメソッド授業に
関心のある有明高専の3年生が2名、自ら個展を開催した佐賀北高芸術
専攻の高校3年生が1名参加してくれましたので、高校生としての意見
も述べてもらいました。
また14期生には高校の先生や大学で働いている職員の方もいらっしゃ
るので、高校教師としての立場、大学職員としての立場で「カタリバ」
の有効性についいて考えを述べてもらいました。
第4回ビジネススクール(カタリバのケース) 第4回ビジネススクール(カタリバのケース)

ほとんどの塾生は、一般企業の経営者であったり、職員であったりし
ますので、NPO法人との関係が薄く、公共機関との関係性や社会貢献
活動の是非、ボランティアとの関わり方などわかりづらい事例もあった
ようですが、社会の問題解決等に取り組むNPOの位置づけ等を再認識
して頂いたのではないでしょうか。

大きな論点として、NPOとしての使命は、NPOの生み出す価値とは、
NPOの有する経営資源とは、NPOとして社会にどう役立っているのか、
その活動が社会のニーズを満たしているのか・・・。
等々を議論してもらいました。
第4回ビジネススクール(カタリバのケース)

参加した塾生の活発な討議により、今日もあっという間に2時間が経過
しました。
参加いただいた塾生の皆さま、遅くまでお疲れ様でした。



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Posted by NPO鳳雛塾  at 23:24 │Comments(0)社会人ビジネススクール

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